対談動画vol.7中中学受験のヒント】合格した生徒さんたちはどんなプロセスをたどったのでしょうか?

受験インタビュー特集

蒲田コワーキングスペース おおたfab さんの公式Youtubeチャンネルで配信したインタビュー動画の内容を抜粋してお届けしております。
一部、会話の内容を省略したり要約しておりますます。

おおたfabマリコさん

《対談の聞き手》東京都大田区蒲田でおおたfabというシェアスペースを運営しているマリコさん

神田

《対談の回答者》神田

今日のテーマなんですが、これまで神田先生が色んな生徒さんを見られてきたと思うんですが、その合格までの歩みについてお話していきたいと思います。

かしこまりました。何人いますけれども、その中で2人取り上げて紹介したいと思います。
まず、一人目は女の子で数年前に東京都の女子校の御三家のいっかく?に合格された生徒です。

中学受験ですか。

中学受験です。この生徒さんは、小6の11月からはじめました。

かなりギリギリですね。

そうですね。まあ、正直成績は良くて行けるんじゃないかなと初めて拝見したときも思いましたが総体的に理科だけがどうしてもできないという事でした。平均的は超えているんですが、やはり必要とされる偏差値70に対して60切るくらいということでしたのでそのレベルを目指すにしては、そこが足を引っ張ってどうにかなってしまいそうだなということでご相談いただいて担当させてもらいました。結論から言いますと他の科目ができるのになぜそんなに理科だけがふるわない?のかを分析して原因がハッキリしていましたので、要するに基礎力不足です。

理科の基礎力ってなんでしょうね。

まず、各単元の用語です。てこだったら、てこってなんですかとか。ほとんどの方は、てこってなんとなく長さと重さを掛けて=(イコール)の式を作ったら解けるみたいな漠然と何をすれば良いは分かっているんですがそれは何処からの距離なのかや何処の重さなのかなどが全然分かっていなかったので、よく算数でもあるんですが問題に書いてある数字を適当に並べたら当たっちゃったという感じでこんなものでも良いのかと思いこんでいるっていう状態なんですよね。だから、思考力もあって国語もできて算数もできてというお子さんでも何故か理科ではそういうことが起きているというのが長年見てきた現実なんですよね。まあ、なので残された期間も期間のなのでまずは志望校の過去問を見て出る単元を把握し、ピックアップして一通り本当の初歩の初歩からやりはじめました。

初歩の初歩っていうのは、四年生で習うようなものも含めて戻るということですか。

そうです。単元によっては、三年生から触れているものもあればタブーなく全部振り返るということです。大事なことは、答えを出せているから良いわけではなくてむしろ答えが出せたものについて全部説明を求めました。

なぜそうなったかということですね。

そうですね、解き方ですね。どういう考え方で、どういう経緯でこの答えをだしたのかを聞きます。やっぱり国語力のある生徒さんでしたので、知っていることはきちんと答えられんですが知らないことはなんとなくになってしまっていて、でも私はそこに関しては厳しいので正解が出たから良しではなくてそれだと目の前の問題が解けただけで他に繋がらないので説明ができたら卒業という形でした。むしろ、出来たからこそ厳しくこちらが納得いくまでやりました。これは、単なる偶然なのですが当日の試験でその単元が出て全部とってもらえたというところになりました。だから苦手を抱えてきたものが結局は基礎を徹底的にやり直した事で最終的にその子のレベルにあった理科の点数も取れるようになったということがありましたね。

そうすると、理科だけをということでご相談があったのかなと思いますが。

そうですね、その子は他の科目は特に問題がなかったので。

そうすると理科の中でも、何が分かってないかということを探るところから先生は始まる訳ですね。

そうですね。目指すレベルと現状のレベルに一切関係なくそこはやりますね。

ということは、最初にテストのようなものをやるんですか。

そこは、個別指導の形でしたので問題出しながらという感じでした。

それで、レベルを探っていって何処まで戻れば良いかなと先生の方でお考えになるということになるんですか。

一捻りあるくらいの本当の初歩的な問題の次の段階くらいの問題であればそのあたりの問題を一問やってもらった上で説明してもらえばだいたいどんな状況かは分かります。

続きは、動画をご覧ください。

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